書籍
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人喰い
灰色に浸蝕されていく空 光を通さず淀み漂う川と海
高度経済成長の犠牲となった故郷を棄て 人を喰い漁り
芸能界の頂点にのぼりつめていく女
互いに天才と認め合った生涯の友、阿久悠×上村一夫の『人喰い』、
初コミックス化で蘇る奇跡の共作!!
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昭和一代女
反骨の評論家と柳橋の名妓との間に生まれた美少女・鷹野翔子。父が消息不明の中、空襲で母を失い、浮浪児となった翔子は戦災孤児グループのリーダーとなった。戦後の荒廃の地で迎えた過酷な運命…汚辱の波に身をもまれながら、翔子は少女から女へと華麗に成長してゆく。詳細を見る -
マリア
荒れた私立愛蘭女子学園に、ロールスロイスで現われた転校生・三条麻理亜。誇り高く強いマリアは、女番長との対決にも勝利し、周りの生徒達を虜にしてしまう。ある日マリアは大番長の桐人と出会い、孤独な二人はやがて強く愛し合うようになる。運命に翻弄される二人の行く末は…。詳細を見る -
螢子
「『螢子』はメロディのある劇画です。タイトルの曲を聴きながらお読みください。」
螢子は愛を奪われた二十一歳。大切な人との愛に破れた螢子は、夫を奪われて狂った母を持つ少女・カオリちゃんと出会った。女の哀しみを歌う叙情歌が聞こえてくるような、切なくて哀しい、けれど美しい物語。全50話。詳細を見る -
菊坂ホテル
竹久夢二が恋人のお葉と暮らした本郷の菊富士ホテルをモデルにした「菊坂ホテル」を舞台に、ここに集まり活動の拠点とした夢二、谷崎潤一郎、佐藤春夫、伊藤晴雨、菊池寛、齋藤茂吉といった歴史に残る文士や画家など文化人たちの人間模様を、菊坂ホテル主人の娘・八重子の目を通して描かれた物語。詳細を見る -
一葉裏日誌
「たとえ地獄に堕ちようとも、一本の筆さえあれば閻魔大王をも楽しませるぐらいの小説を書く自信を私は持っている。御仏を喜ばせず、地獄の亡者どもが群がり読む小説こそを私は書いてみたい。残り少ないだろう現世の日々を、そのための小説修行に生きてゆくつもり。」
作家・樋口一葉が自らの恋路に迷いながら身近に起こる事件を物書きの鋭い目線で紐解いてゆく。詳細を見る -
怨獄紅
『肉奴隷の少女の復讐の炎、呪殺の願掛けに励む女の過去、我が子の首をはねた母の狂乱…。 目を背けてはいけない。ここに描かれているのは人間の本性そのものなのだから…』昭和45年から青年劇画誌「ヤングコミック」で1年間連載された「怨獄紅」は、人間の残酷な本性や情念、因業な罪深さを鋭く描き、上村一夫の才能を世に知らしめた初期短編集の傑作。詳細を見る -
淫花伝
世間を震撼させた猟奇殺人は極限の愛の形だった。情夫の遺体に愛の刻印を血文字で綴った女…阿部定。その女陰の美しさ故、男を狂わせ転落の道を辿る女…「高橋お伝」。類希な美貌と肉体を持った偉大なる娼婦…本牧お浜、三人の妖婦の波乱に満ちた人生を描いた衝撃作。詳細を見る -
男と女の部屋
ヤクザな船員に恋した娘ミキの「鷗の女」、中学三年から周囲に絶えず男がいた飲み屋の女将ナツコの「二代目の女」、客に嘘の身の上話を聞かせて同情を買う娼婦あかりの「偽りの女」など、様々な境遇の女性の情念をテーマに阿久悠が書き上げた一話読み切りのシリーズ、全11話。詳細を見る -
修羅雪姫 復活之章
修羅雪姫こと鹿島雪は、その後女学校の体育教師をしていた。そして新たなる復讐劇が始まった。母の怨念を晴らして壮絶な物語は完結したのではなかったのか…。詳細を見る -
夢師アリス
煩悩に溺れ、欲望にまみれる者たちの元に現われ、彼らのはらんだ憎悪と怨恨と絶望を糧に転生していく少女アリス。彼女は人間の夢を自由自在に操り、幻を見せ、心の奥の真実に迫る。怪奇幻想、SF、エロスといったジャンルを縦断して展開する夢使いの物語。詳細を見る -
ヤングコミック・レジェンド 上村一夫表紙画大全集
1969年7月22日号から1980年5月14日号までの11年間、上村一夫が表紙を担当した「ヤングコミック」のイラスト画全260点を全てカラーで収録した一冊。時代とともに移り変わる美女達の姿にもご注目。またヤングコミックで連載していた幻の漫画「アモン」一話も同時収録。 表紙画とともに上村一夫のヤングコミックでの軌跡も辿ることができる。詳細を見る