W杯日本戦の開幕とともに、ひっそり始まりました、
『漫画家 上村一夫の世界 〜昭和の絵師と呼ばれた男』展。
そんななか、京都・大阪、そして東京からもご来場いただいて嬉しいかぎり。
後ろ髪を引かれる思いで昨晩東京へ戻りました。
なぜ嵯峨野で…と聞かれますが、こればかりはご縁としか言えず。
人との出会いが人を呼び、春画羽織を呼び戻し、高信太郎さんと上村一夫が
再会したような。必然ともいえる空間となりました。
来月7日には展示替えがあります。
最終日27日にはギャラリートークをさせていただきます。
あの空間がすでに懐かしく感じます。
今回、京都駅から電車でのんびり嵯峨芸術大学まで行きました。
初めての方のために京都駅からの道のりを記しますので、ご参考まで。
●京都駅 31・32・33 のりばから、嵯峨野線・山陰線(二条・嵯峨嵐山・亀岡・
園部方面)に乗って「嵯峨嵐山」駅下車。(普通でも快速でもOK)
●改札を出て、南口(嵐山方面)階段を降り、正面に見える商店街を3分ほど直進すると
嵐電の線路があります。手前のホームが嵐電嵯峨駅(四条大宮方面)です。
●後ろのドアから乗車して、2つ目の「車折神社」で下車。
降りる時に精算です(200円)。
ホームから見える車折神社の参道を通り、お参りなどしつつ(ここは芸能神社として有名です)、境内を抜けると三条通りがあります。
通りを渡って細い通りを直進、突き当たりを右に行くと郵便局が見えてきます。
その隣にそびえるのが嵯峨芸術大学です。
郵便局隣のポスターが貼ってある東門から入るとすぐ左に附属博物館があります。
観覧は無料、どなたでもご覧いただけます。
7月27日以外、日曜休館、平日の閉館は17時です。
会場に入ると等身大の上村美女がお迎えしてくれます。
目玉の『春画羽織』は、会場左奥に密やかに展示しております。
どうぞお見逃しなく!
他に、「アモン」や「スキャンドール」の原稿、「同棲時代」や「狂人関係」の
一話を全て原稿で読めたり、岡崎英生さんの「しなの川」原作生原稿と上村一夫が
そこから起こした 原稿を見比べることもできます。
また、今回大学での展示ということもあり、短期大学コミックアート科の学生の
皆様と「上村一夫ぬり絵」 企画を立ち上げました。
新鮮なコラボレーションとなっていますので、是非こちらもご覧いただければと思います。展示場所は遊意館2階奥のラウンジです。MAP
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
『漫画家 上村一夫の世界 〜昭和の絵師と呼ばれた男〜』展
会場:京都嵯峨芸術大学 附属博物館
会期:2014年6月15日(日)〜7月27日(日)*会期中展示替予定(7月7日より)
開館時間:10:00~17:00
入館料:無料
休館日 :日曜日(6月15日・7月27日を除く)
所在地:〒616-8362 京都市右京区嵯峨五島町1番地 本部キャンパス研究棟1階
TEL:075-864-7898 FAX:075-882-7770