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上村裏日誌

2024/03/07 Thu

港が見える洋服屋さんで

3月7日は上村一夫の誕生日です。

生きていたら84歳。

 

 

今年は誕生日の2日後から故郷横須賀の近く、三崎で原画を飾ります。

上村一夫の十八番だった『港が見える丘』のように、港が見える洋服屋さんで。

歌詞のように桜もちらほらするかしら。

 

 

以前から上村一夫の故郷で絵を飾れないものかと画策した時期もありましたが、

なかなかいい場所が見つからないまま時が過ぎて行きました。

 

今回展示をしてくれる洋服屋さんichiruの店主のササキ氏とは、知り合って

かれこれ10年以上になるでしょうか。

上村一夫が繋いでくれたご縁で、仲良くさせていただいております。

 

そんなササキ氏から、ichiruの5周年に原画を飾りたいとご提案いただき、

ようやく横須賀の近くで上村一夫の絵をお披露目できることになったのです。

 

今や家族よりも横須賀の墓参りをしてくれるササキ氏に感謝の気持ちも込めて。

素敵な展示になるようふたりでいろいろ準備しました。

 

【その1】

ichiruの特徴である日本製にこだわったヴィンテージの服と、

上村一夫の描いた70年代の女性のイラストをササキ氏の感性でコーディネイト。

他にも上村作品に登場するオノマトペをディスプレイしたり。

楽しい空間を演出します。

 

【その2】

上村一夫が故郷横須賀の記念艦三笠を描いた絵を飾ったり、

愛用のコートを展示するコーナーも。

 

【その3】

港にちなみ、『本牧お浜』のコーナーも作りました。

 

【その4】

上村一夫美女画グッズに新商品登場。

シルクスカーフを作りました。

他にも、限定販売の小さな複製画もご用意しました。

 

また、一万円以上お買い上げのお客様には、上村一夫オフィス特製手刷りトート

に商品をお入れします。

 

【その5】

なんと店内には三浦の野菜コーナーも。

『60センチの女』に登場するキャベツにちなみ、野菜にムーのシールが

貼ってあるという、なんともマニアにしかわからぬ世界…。

 

【その6】

足を運んでくださった方に、三崎の街も楽しんでいただきたく、

お食事や街歩きを楽しんでいただけるMAPをご用意しました。

 

また、三崎の蒸籠食堂『かえる』では、お客様に上村一夫イラストの

特製オリジナルコースターをプレゼント。店内には複製画も飾ります。

 

そして、三浦海岸から徒歩3分のBAR『そなちね』では、上村作品を

イメージしたカクテル3種が特別メニューに加えられ、こちらも『かえる』

とは柄の違う特製コースターをプレゼントいたします。

 

と、思った以上に盛りだくさんで改めて驚いてしまいました。

 

東京からは約2時間、横浜からは約1時間。

午後1時頃三崎に着いて、まずはichiruに行き、MAPをもらって

少し遅めの昼食を食べて、ichiruに戻り、ゆっくり展示を見たり、

服を試着したり、店主と話に花を咲かせたり、店を出たあとは

MAP片手に三崎の街をブラブラして、時間があれば三浦海岸のBARそなちね

でカクテルを飲む。。。。そんな素敵な一日を想像する父の誕生日なのでした。

 

『ichiruと上村一夫  港街編』

会場:ichiru(三浦市三崎1-1-10)*京急三崎口駅より京急バスにて、三崎港バス停より徒歩6分

会期:2024年3月9日(土)〜4月14日(日)の土・日のみ、13時-18時

 

 

 

 

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