3月に、伊勢丹新宿店で初めてジクレー展を開催していただきました。
企画はSubmarineGalleryさん。
予想より遥かに多くの方に足を運んでいただき、ちょっとびっくりしました。
複製画の展示だけではそんなに足を運んでいただけないと思っていたので。
「原画はないの?」とのご質問もあるだろうな…と覚悟していたのですが、
そのような心配もなく、会期を終えることができました。
ジクレーだけでも楽しんでいただける「何か」があったのだとしたら、
個人的にちょっとした革命だと感じました。
何故なら、漫画ファンの方はやはり原画をご覧になりたいのだろうと思っていたし、
私も原画を観ていただくことに意味を感じていたからです。
でも原画は容赦なく紙が劣化します。そしてご存知の方も多いかと思いますが
昔に比べたらとんでもない値段で売買されるようになり、なかなか原画を
手に入れることが難しくなってきました。
そんな今、ジクレーという高精細な技術で古い原画を鮮やかに、ほぼ原画のクオリティで
再現するということはなかなか意味のあることなのでは、とようやく思うようになりました。
でも、ただジクレーを作ればいいというわけではなく、絵のセレクトや大きさの
バランスなど、制作する人に豊富な経験とセンスが必要であることもわかりました。
あと、伊勢丹新宿店という場所の力は強かった!
普段展示に来ないような知人友人が来てくれたり、上村一夫を知らない方とお話しする機会も
たくさんありました。
今回足を運ぶことができなかった方も、Submarine Galleryのサイトで作品を
ご覧いただくことができますので、よろしければ覗いてみてください。
ちなみに、ジクレーは100年くらいの保存性があるそうです。これまたびっくり。
会場風景です。またどこかでお披露目できますように!




