1月26日から開幕したアングレーム漫画祭。
上村一夫原画展も無事開催されています。
まずはその美しい会場風景をご覧下さい。
(写真はフランス語版の出版社kanaさんから送っていただいたものやTwitterからお借りました。)
会場では本の販売コーナーも作っていただきました。
kanaさんにお声をかけていただいたのが約10年前、それから毎年少しずつ上村作品をフランス語で出版していただきました。
『修羅雪姫』『同棲時代』『しなの川』『狂人関係』『関東平野』『マリア』『凍鶴』…そして今回受賞した『離婚倶楽部』!
『離婚倶楽部』は当時大ヒットとはならなかった作品ですが(1975年に出た単行本も一巻で終わっています)、 内容は上村一夫らしい素敵な漫画です。
編集の森田さんも大好きな作品だったので、2013年にまんだらけで復刻していただいたわけですが、それがなければ今回の受賞はありませんでした。
ちなみに今年の新刊は梶原一騎先生原作の『昭和一代女』です。
梶原先生との異色作がどのように受け取られるのか、こちらも楽しみです。
そうそう昨日は会場には行列もできたそうです。(写真最下段)
日本ではありえません!
父が亡くなってもう30年以上も経つのに、今遠く離れたフランスでこんなに取り上げていただけるなんて。。。何が起こるかわかりません。本当に不思議な感覚です。
生きててよかった!
イヴさん、クリステルさん、kanaの皆さん、日本のエージェントの皆さん、森田さん、まんだらけ編集部の皆さん、日本の読者の皆さん、そして家族に、この場を借りて深く感謝致します。
ありがとうございます。