漫画家・バロン吉元先生を父に持つ、エ☆ミリー吉元さんによるルポマンガ『マンガ原稿のある暮らし』がほぼ日のサイトで公開中です。
第4話では、上村一夫の生原稿を取材していただきました。
原稿の保存問題は、一番紙を消費したであろう70年代~80年代の漫画家とその家族にとって深刻です。
青年誌隆盛期、多忙を極めた漫画家にとって原稿はただの版下だと思われていました。
時は流れ、今や簡単に扱えないほど貴重なものになりつつある昔の漫画家の生原稿。
とは言っても収蔵先にも限界があり、個人で抱える遺族も多いのが現状です。
エ☆ミリーさんの取り組みは、今後の課題に大きな一歩を踏み出したと言えるでしょう。
家族とマンガと原画保存にまつわるノンフィクション・ファンタジー、ぜひお読みください。
『マンガ原稿のある暮らし』(ほぼ日)第1話 バロン吉元の生原稿前編
『マンガ原稿のある暮らし』(ほぼ日)第1話 バロン吉元の生原稿後編
『マンガ原稿のある暮らし』(ほぼ日)第2話 みなもと太郎の生原稿


